どーも、ヤギッチです♪
先日、古き良き街並みの残るつくば市北条の市民ホールつくばねにて、「第35回つくば市母親大会」が開催されました♪
母親大会とは、1954年太平洋で行われた水爆実験でマグロ漁船が被爆するという事件がきっかけとなり始まった母親運動。
全国各地で行われており、つくばでも開催されています。
取材時、午前中行われる分科会では、「小中一貫教育について」の講演と、「認知症予防」のセミナー、歴史探索する「北条のまちあるき」、「子どもの食について―保育園給食の美味しい秘密を教えます―」の講演が開催されました。
私はこの中から、「子どもの食について」の講演に参加してきました^^
つくば市にある島名杉の子保育園から保育士、調理師、栄養士、看護師などが来て、子どもたちの食をレクチャー。実際に保育園で出している11品を作っていただき、試食しました♪
どれもこれも、すごく美味しい…!
子どもが食べるもの…なので、味が薄いんだろうなと思っていたら、ぜんぜん!
出汁を取ったり、素材の味を生かしたりする調理方法によって、どの献立もしっかりした味が出ていました。
私は子どもがいないので知らなかったのですが、「離乳食」は子どもの月齢によって食べるものが違うんですね…!
大体5~6カ月目から離乳を始め、7~8カ月目は絹ごし豆腐のような柔らかいものを食べて咀嚼力を付ける時期。
この頃のお子さんに、ほうれん草などの葉物を食べさせてしまうと「噛み切れない」と判断し、べー!と出してしまいます。
それを経験すると葉物全般に苦手意識を持つようになり、食べられる月齢になっても「食べたくない!」となることもあるのだとか!
…姪っ子の野菜嫌いは、これかもしれない。と密かに思いました。
離乳食の後期食になるとバナナなど歯茎で潰せるものを、1歳過ぎ程度で肉団子程度のふかふかしたもの…「移行食」を食べるようになります。
講習では、お母さんたちだけでなくおばあちゃん世代もメモを取りながら熱心に聞いていました^^
「食べるものも大切ですが、お子さんの目を見て食べさせてあげることも、とても大切です」と杉の子保育園の先生。
子どもは、食べさせてくれる人の顔を見て食べているとのこと。目を合わせることで、その人を信頼するようになり、安心して食事をすることができるそうです^^
大人がTVを見たりスマホをいじったりしながら食べさせると、子どもにとっては「孤食」状態で、寂しい食事になりますね…。目を合わせて食べさせることは、とても重要!
それに赤ちゃんの頃に「食べることを楽しむ」ことをしっかり覚えると、好き嫌いが減るかもしれませんよね♪
「介護が必要なお年寄りにも、このご飯は良いね!」と参加者の方がおっしゃっていましたが、確かにそうですね!
家庭でお母さんが簡単に作ることができ、子どもから大人まで家族全員が同じものを食べられる献立で、とってもタメになる講習でした^^
以上、料理できないように見えるけど、作りますよ!ヤギッチがお送りしました♪