新しいスタイルのコミュニティーカフェ「ごきげんカフェ」

こんにちは。さくら子です♪

つくば市梅園にオープンした「GOKIGEN CAFE mo-baco」に行ってきました♪
産後女性の支援に取り組んできたモーハウスが手がける、新しいスタイルのコミュニティースペース「Mo-baco」のエントランスにある落ち着いた雰囲気のカフェです。

ドリンクメニューは、以前つくスタBlogでも紹介した「自家焙煎コーヒーファクトリー」が「GOKIGENCAFE mo-baco」のために厳選し焙煎したコーヒーや日本で一番古い「むつ」の木がある奥久慈の黒田りんご園の無農薬栽培のりんごジュース、紅茶などスタッフがこだわり抜いて選んだものばかりです。
また、スイーツはつくばを代表する洋菓子店シーゲルのパティシエオリジナルスイーツなど、ここでしか味わえない一品を味わう事ができます。
今後はフードメニューやスイーツもどんどん増やしていきたいとのこと、楽しみです！！

また、カフェ内は電源とWi-Fi(無線LAN)も完備されているので、カフェとして楽しむ以外にも打ち合わせや仕事スペースとしても利用できるので、PC持参で来店する人も多いそうです。
確かに落ち着いた雰囲気なので集中して仕事をしたい時にはかなりはかどりそうです。

今後はイベントの開催や、コミュニケーションの場としての活用など様々な計画があるそうです。
つくばに生まれた新しいスタイルのコミュニケーションスペースとして、今後の発展が楽しみです！

「GOKIGEN CAFE mo-baco」を運営するのは、誰もが生きがいを持って暮らせる社会を目指し、障がい者雇用と担い手不足の農業を繋ぐ事で、障がい者の持つ可能性と農業の持つ可能性を最大限に活かしたいとの理念のもと活動するNPO法人「ごきげんファーム」。
この名称は、作る人も、買う人も、支える人もみんなが「ごきげん」で過ごせる社会を目指したいとの思いから名付けられたそうです。

ごきげんファームでは、昨年の震災以降に風評被害で苦しんでいた農家を支援する為の「農作業サポートプロジェクト」の立ち上げや、東京からすぐの農業体験農園「ごきげんガーデン」の運営などの活動を通して、障がい者雇用の場を創出し、現在つくばで行っている事業形態をモデルケースとして、やがては日本中に、そして世界に拡げていく事を目指し活動しているそうです。

働きたくても働く場所がなくて困っている障がい者と、高齢化が進みさらには後継者不足のためどんどん増えていく耕作放棄地を結びつけ、障がいを持つスタッフがやりがいと誇りを持って働ける農場として生まれ変わらせるというアイディアは本当に素晴らしいなと思いました。
このような問題を抱えているのは、つくばだけでなく全国共通の問題だと思います。
ぜひこのような取り組みをつくばから日本中に広めて欲しいなと思いました。

現在は、障がい者の働く場所は農場のみだそうですが、やはり体力の問題もあり農場では働けないスタッフもいるそうなので、近々このカフェも障がい者が働く場として多いに活用していきたいとの事。
「GOKIGEN CAFE mo-baco」は今後、障がいを持つ人が自立を果たす為の第一歩としての役割を果たす場としても活躍しそうです。

店内には「ごきげんファーム」のスタッフが育てた新鮮な野菜も並んでいます！
こちらの野菜も大人気で、早い時間に売り切れてしまう事もあるそうです。
私も買って帰ったのですが、どの野菜も鮮度がいいのでとてもシャキシャキしていて、味も濃くすごく美味しかったです。
今後はこれらの野菜を使った加工食品も販売予定とのこと。
どんな商品が並ぶのが楽しみです！

そして、このカフェの店長として明るい笑顔で迎えてくれるのは、筑波大学国際総合学類の茂木壮矢さん。
大学2年生の夏からごきげんファームのインターンとして活動をしていたところ、今回カフェをオープンするにあたって、店長として推薦されたとのこと。
最初はとまどいもあったそうですが、すぐにチャレンジしてみようと思い、コーヒーファクトリーに通ってコーヒーの入れ方を勉強するところから始めたそうです。

学生を店長として採用した理由を「ごきげんファーム」理事の久野さんに伺いました。
「学生時代に様々な体験をすることで、社会問題・政治・働くということ、といった事柄に対して考える機会を持ち、インターンとして働く事で様々な企業と関わりを持ち、それらを成長のきっかけとし、さらにはその経験を自分への自信へと結びつけてほしい」との事でした。

茂木さんは卒業後の進路についてはまだ決めていないそうですが、きっとどんな道に進むことになっても、「GOKIGEN CAFE mo-baco」での店長の経験は必ず役に立つはずです。
ぜひ学業と店長を両立させて頑張ってほしいなと思いました！

最後に茂木店長に今後の目標を伺ってみると「様々な人々の交流の場として沢山の人にお店に足を運んでほしい。客足の途切れないようなカフェにしたい」とのことでした。
ぜひ皆さんも一度足を運んでみて下さい！

以上、さくら子がお伝えしました♪