こんにちは、木曜日担当の伊藤です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
町を歩けば梅も見ごろのようですし、
筑波山の梅祭りや偕楽園など、
行楽にお出かけなさっていることでしょうね。
さて、本日は科学に関するつくばスタイルをお伝えします。
以前お話ししました通り、
つくばといえば科学の街、
道を歩けばいたるところで研究所を見かけます。
こうした環境はなかなか他の土地では見られないことでして、
たとえば僕のような理系の学生は、
この地の利を生かして学校以外でも学問を学ぼうと、
つくばの研究所の門を叩きます。
僕の場合は、
つくば駅から南に下った大わしという地区にある
研究所に通っておりまして、
そこで実験に使用するハエや蚕といった生き物のお世話や、
ハエを使って人間の遺伝子に関する研究のお手伝いなんかを
やらせていただいております。
僕が最近出会った後輩でしたら、
カブトムシやコガネムシなどを種類ごとに分別して、
標本としてピンで留めていく作業などをしているそうです。
他にも、延々と丸まった海草を引き伸ばして貼り付けて、
分類するといった作業や、
微生物を使って物質を生産する実験をアルバイトで行っている、
といったことを耳にします。
こういったことはもちろん授業でも経験することはできますが、
やはり第一線で働く研究者の方から、
マンツーマンで指導していただける経験は
非常に大きなものがあります。
おかげで他の大学に通っている友人からは、
「研究所で修行するなんて思いもしなかった。」
ですとか、
「自分もそういったことがしたい、ずるい!」
などなどとうらやましがられております。
これも研究所が集積する科学の街であるおかげ。
このブログを見ていらっしゃる研究者を目指す学生の皆様、
ぜひともつくばにお引越しして、
研究所で修行しませんか?
それでは、今日はこの辺で。
<文責:伊藤>