こんにちは、木曜担当伊藤ですよ。
今回も先週に引き続き倉掛編です。
おいしいフランス料理屋さんのビストロパスパスを後にして、
次に向かったのは須田帆布。
東急ハンズなどに商品を置いている鞄屋さんの直営店です。
僕は高校の頃からここのバッグを使っていて、
もう5年が経つのですが、
毎日中に沢山荷物を詰めているのに関わらず、
まったく壊れないんです。
それにデザインもシンプルでスタイリッシュ。
しかも使っていくうちに色が変化していくので、
使えば使うほど愛着がわいてきます。
僕のバックは最初グレーだったのですが、
今はベージュに近い色になりました。
程よくくったりとしてきて、それもまたいいんです。
なんて小売店の宣伝文句のようなことを並べてしまいましたが、
まさにその通りなんですよ。
おかげで僕は須田帆布大好き。
もうめろめろのきゅんきゅんですw(僕が言うと気持ち悪いですね…笑)
そんな愛する須田帆布の直営店がつくばに出来た―――
それを聞いて行きたくてうずうずしていたのですが、
今回、ようやく時間が取れたので遊びに行きました。
お店の外観はこのような感じ。
見た目は至って普通の民家。
僕は前回の記事で訪れたパスパスさんで
道を聞いたのでわかったのですが、
そうでなければついつい見落としてしまいそうです。
目印といえるものはこちら、
入り口のドアの隣に小さな鞄とコーヒーマグがあるので、
訪れる際は目印になさってくださいね。
さて、中に入ると須田さんの奥様がお出迎え。
開口一番、僕の鞄を見ながら、
「随分使い込んでますねぇ。」
と声をかけてくださいました。
その後しばしお話をしていたら、
須田さんの娘さん、マサヨさんとその旦那さんコーラムさんが登場。
さらになんと須田さんまで出てきてくださって、
須田さん一家とお話させていただきました。
皆さん本当に笑顔が素敵で、いい方たちです。
話の流れで、今度僕のアルバイト先のカフェに
一家で来てくださることになったので、
またお会いできるのが楽しみです。
お話が終わって、
マサヨさんの案内で商品を見せていただいたのですが、
以前より品数や色も増えていて、
あれこれ目移りしちゃいます。
雨に濡れてしまった時のためにと、
新しくバッグを買おうと思っていたのですが、
どれもこれも僕の好みのものばかりだったので、
この日はひとつに決めることが出来ませんでした。
バッグはまた後日買う事にして、
2階のカフェへ。
階段を上がると、木の色と白を基調とした空間がありました。
シンプルですが、洗練されていて、
ハンマースホイの絵画に出てきそうなところです。
店内には須田さんが集めた置物やランプ、
お皿などが置かれているのですが、
どれも個性があって、須田さんのこだわりを感じます。
なかでも金井一郎さんという作家さんによる、
みかんやほおずきで作った植物ランプは自然の温かみがあって、
とても引き寄せられるものでした。
すっかり気に入ってしまったので、
今度神田でやっている個展を見に行くことにしました。
店の窓から見える景色は、
鈍色の空と、すすきのはらっぱで、
すっかり冬の色です。
ホットチョコレートとスコーンを頂きながら、
そんな風景をぼんやりとながめて、
しばしまったり。
車の音や、ネオンの繁華街のちょっときつい灯りのない、
静かな空間です。
いいなぁ、倉掛。
いつか家を構えるなら、こういうところに住みたいものです。
静かな時間を十分に満喫したので、
須田さん一家にお礼を言っておいとましました。
倉掛、本当にいいところなので、
皆さんもぜひ一度。
今回のお店
須田帆布 http://www.sudahanp.com/
<文責:伊藤>