こんにちは。
年末年始の暴飲暴食を深く後悔している、つくばスタイル特派員のしらゆきです。
突然ですが、みなさんのおうちに地球儀はありますか?
私は子どもの頃、地球儀を持っている友達を羨ましいと思った記憶があります。
そんな憧れの地球儀を自分で作るイベントがあるというので、さっそく行ってきました。
場所は、TX研究学園駅から北に車で10分ほど行ったところにある、国土地理院「地図と測量の科学館」です。
今回の「自分の地球儀を作ってみよう!」というこのイベント、国土地理院「地図と測量の科学館」で開催している、「地図と測量のおもしろ塾」の第2回目です。
これは、地図と測量をより身近に、より親しみを持ってもらうことを目的にしており、小学3年生から6年生対象の
親子参加型の体験イベント。参加費無料なのが嬉しい!
初めに、先生から地球儀を作る上で平面の地図と立体的な地球との違いの説明がありました。
メルカトル図法と正距方位図法の違いといった少し難しい解説にも、熱心に聞き入る参加者の皆さん。
解説のあとは、いよいよ地球儀作りのスタートです。
地図が印刷された紙を線の通りに切り取って、透明なプラスチックの球体に貼っていきます。
でも、線に沿ってまっすぐ切るのが大変。大人も子どもも真剣にハサミでチョキチョキ…。
貼り合わせるときに、「間違えて違う順番で貼ってしまうと、新しい大陸が出来上がってしまうので注意してください」と先生。
大陸がつながるように確認しながら、ゆっくり丁寧に貼り合わせて、隙間ができないようにします。
最後に、貼るときにできてしまった空気を指で押さえて、しわを抜いたら完成です。
制作時間は約1時間半。自分で作った地球儀が出来上がり、参加したみなさんも満足そう。
手のひらサイズの地球儀、なかなかカワイイ!
参加した方にお話を伺うと、「一番大変だったのは、切る作業。丁寧に間違えずに切るのが難しかった」という子や、「だんだん出来上がっていくのがわかって、楽しかった」というお母さんも。
地球儀を使って、改めて世界各国の位置や大きさを実際に確認すると、自分がいかに平面の地図に慣れていたかがよくわかりました。
東京から見たハワイの位置は南東だと思っていましたが、地球儀で見てみると、ほぼ東。
世界を違う視点でみると面白いですね!
ちなみに、今回作った地球儀の縮尺は、どれくらいだと思いますか?
答えは、1.3億分の1だそうです。う~ん、地球は大きい!
以上、しらゆきがお伝えしました。