どーも、ヤギッチです♪
筑波山麓の昔ながらの情緒ある街並みが残るつくば市北条地区。筑波山神社への参道「つくば道」は日本の道100選の一つに選定されています。
そこを拠点に活動している「つくば道花の会」をご紹介♪
この日は年に2回、6月と10月末~11月頭に行われるプランターの花の植え替え作業が行われました^^
つくば道花の会のほか、近隣にある筑波高校と筑波東中学校のボランティアの生徒たちが参加し、北条商店街に70カ所に配布された200ものプランターに、計600株もの花を植えました^^
今回植えられたのはベコニア、ペチュニア、日々草にマリーゴールド。
秋にはパンジーなどが植えられるそうです。
25年ほど前から、花を植える活動をつくば道のみで行っていた同会。
活動が北条の商店街に広がったのは、2012年5月の竜巻の被災を受けてからでした。
震災直後「北条のためになにかしたい」とヤキソバやバナナを炊き出しで配ったことがきっかけ。その後も「仕事をしながらでも、何かできることはないのか?」と、考えてたどり着いたのが、花を植えることでした。
「自然に負けてしまったけど、それを自然の力で癒やすことで、気持ちの切り替えのきっかけになるかも…と思ったんです」と会長さん。
1回目の花植えは2012年6月。70~80人のボランティアが集まって行われました。
その際、北条の商店街にあるスーパーカスミでは、ショッピングカートを寄贈。
そのカートは、今でも植える花を運ぶために使われています^^
年配の方、地元の青年部、高校生、中学生…。世代を超えて、街ぐるみでひとつの活動行っている光景。
みんな北条の街をとても大切にしているんだなぁと感じました。
学生が植えていると、商店の方がお店から出てきて「ご苦労さん」と声をかけていました。
学生と街の人との交流にも、この活動は一役買っています^^
お店の人は「他の地域から来た人たちが、この花を見て『気持ちに余裕があるのね』と驚いていました。でも本当に、気持ちの余裕は大事ですよね」と、おしゃっていました。
今ではすっかり日常を取り戻している北条商店街。
むしろ被災を通じて、自分の住む地を大切にしようとする個々の気持ちが大きくなり、とても良い感じに街がひとつになっている気がしました。
北条商店街にお越しの際は、街の中にあるお花にも目を配ってみてくださいね^^
以上、商店街に来たら北条米(まい)スクリームにも注目すべし!ヤギッチがお送りしました♪