こんにちは!つくスタ特派員ゆうママです。
夏休みの「つくばちびっ子博士2012」開催に合わせて、スタンプラリーの指定見学施設を巡っています。
今回は「食と農の科学館」の夏休み公開イベントに行ってきたのでリポートします♪
これまでにご紹介した産総研一般公開、エキスポセンターも是非ご覧になってくださいね^^
「食と農の科学館」とは、自然環境、生態系の維持・保全に関する研究を進めている研究所の研究成果や、技術を紹介している施設。
展示は、食品の安全性・機能性、最新のバイオテクノロジー技術など9つのテーマにカテゴライズされています。
野菜や穀物といった私たちの身近にあるものに関する展示なので、とても親しみやすいですよ!
この施設は常時見学を受け付けており休館日を除き見学自由ですが、7月28日(土)に1日限りの夏休み公開イベントが開催されました。
テーマは『感じよう!「自然の恵みと農の知恵」~きて、みて、さわって、つくって、たべよう~』。
会場のあちらこちらで「お米のモミすり体験」「餅つき体験」「人参の官能評価体験(人参の食べ比べ)」といったさまざまな体験ブースが並び、多くの親子が体験を楽しんでいました。
スーパーやコンビニで手軽に食べ物が手に入るこの時代、食べものの大切さや基本を知る素晴らしい食育体験!
そして、体験ごとに研究成果のお米や野菜などお土産がいただけるのも嬉しい^^
研究成果のひとつ「ビューファイバー」という大麦を使用したクッキーもいただくことができました。
この「ビューファイバー」は食物繊維の主成分βーグルカンを従来の品種の2~3倍多く含むそうで、つくばの研究所生まれの新しい品種!
不足しがちな食物繊維摂取量を補い、パン・菓子類・麺類にブレンドすることで高付加価値のある食品の生産を可能にするとか。
来年には市場に出る予定とのこと。身近な食品となる日も近いですね!
こうした研究成果に触れることができるつくばならではの環境を、改めて素晴らしいと実感しました^^
息子が一番楽しんでいたのは「野菜釣り」のブース。
野菜釣りは、野菜ごとの重さや大きさによって難易度があり、楽しみながらそれぞれの特徴を知る良い機会になったと思います。
息子はパプリカを釣ったのですが、釣った野菜はプレゼントしていただきました^^!
「子どもたちに、野菜や食に関して興味を持ってもらえるようなイベントにしています」
とスタッフさんは皆、暑い中笑顔で接してくれ、楽しく、勉強になるイベントでした♪
他にも「食べ物からDNAをとってみよう!」「ロボットで農産物を運ぼう」や講演会などさまざまなプログラムがありました。
お土産や試食でいただいた、つきたてのお餅や野菜もとってもおいしかったです^^
また来年の夏休み公開を楽しみに待ちたいと思います!
「食と農の科学館」
茨城県つくば市観音台3-1-1
開館日:年末年始を除く毎日
開館時間:午前9時~午後4時
入館料:無料
つくばちびっ子博士2012指定見学施設です。
以上、息子と一緒に夏休みの研究所巡りを楽しむゆうママがお伝えしました!