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これからが旬!生産量日本一「茨城県のレンコン」

つくばスタイル特派員 まぁ Blog 
2020年09月30日

こんにちは、つくスタ特派員まぁです。

 

虫の声に秋を感じるようになってきた9月。どこまでも広く続く空と金色の稲穂のコントラストが美しく、景色を楽しむべく、つくば市内の田園地帯をあてもなくドライブしているとレンコンの収穫作業が目に入りました。
どうやって収獲しているのだろう?興味をひかれて、車を降りて作業を見せてもらいました。

 

 

胸のあたりまで水に浸かっているので、かなり深いのかと思いきや、座って作業しているので水深は30cmほどだそう。

 

蓮田の端から収穫していきますが、1日1m進めばよいほうで、今の時期の収穫では葉の刈り取りも必要なことから、この大きさの蓮田で収穫をすべて終えるには10日以上かかるとのこと。

 

一緒に見ていた息子は、レンコンって水の中にできるんだね…とつぶやいていました。
私もつくばに来る前はスーパーで小分けにして売っているレンコンしか知りませんでした^^;

 

 

こちらで採れたレンコンは、出荷に向けて土浦市にあるJA(農業協同組合)れんこんセンターへ運ばれていきます。

 

もっとレンコンのことを知りたい!!
と、私もレンコンを追って、つくば市のお隣の土浦市にやってきました。

 

 

茨城県はレンコンの生産量全国1位ですが、なかでも霞ヶ浦周辺は一面に蓮田が広がる一大産地となっています。
蓮田では、霞ヶ浦の湖水の他に地下から汲み上げた井戸水を使っていますが、霞ヶ浦の豊富な水のおかげで井戸水が枯れることはないのだそう。肥沃な土壌と豊富な水。美味しいレンコンが育つ条件がここにはあります。

 

 

霞ヶ浦のほとりでレンコンを栽培している武井さん。戦後、減反政策によりこの地でレンコン栽培が盛んになった頃からレンコン栽培を始めて51年になるそう。

 

開口一番「12月に手伝いに来てほしい」と言われてしまった特派員。
レンコンは、40年ほどほとんど変わらない方法で人の手により収穫するため、最盛期の12月はとにかく忙しく人手がいくらあっても足りないそう。
武井れんこん農園では、レンコンの収穫は8月から翌年の5月頃まで行われますが、 8月に収穫したレンコンはみずみずしく、その後はだんだんと安定した味になっていくそうです。

 

 

武井れんこん農園のレンコンは全国の有名店や有名ホテルでも使われていて、その中にはミシュランで星を獲得しているお店も数店含まれます。美味しさはお墨付きです。

 

 

茨城では新鮮なレンコンが安く手に入るので、直売所に県外の親戚や知人に配送の手配をする人たちの行列ができるのが、秋から冬にかけての風物詩となっています。
武井れんこん農園でも、取材の間ひっきりなしに注文の電話がかかってきていました。

 

実りの秋を実感できるつくばエリア。
これからの時期は、レンコンをはじめ美味しい採れたての農産物がたくさん出回るうれしい季節です♪
今年はどんな美味しいものに出合えるのか楽しみです。
以上、まぁのレポートでした。

 

JA水郷つくば サンフレッシュ はすの里
土浦市木田余3140
029-846-7933
営業時間:9:30~18:00(4月~9月) 9:30~17:30(10月~3月)
定休日:年中無休(お盆・年末年始は休み)

 

JA水郷つくば サンフレッシュ つくば店
つくば市研究学園C50街区1(イーアスつくば アウトモール内)
028-828-8313
営業時間:9:00~18:00
定休日:年中無休(年末年始は休み)
*れんこんセンターで扱うレンコンはJA水郷つくば サンフレッシュ各店で購入できます。

 

武井れんこん農園
土浦市田村町708
029-804-0485

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