こんにちは、つくスタ特派員のサヤです。
9月に入ったとたん夏が終わったかのような涼しい日が続き、あの猛烈な暑さが恋しい今日この頃。
スーパーに並ぶみずみずしい果物を見て「食欲の秋がきた!」と思い立ち、訪れたのはつくばエクスプレス(TX)みらい平駅から15分ほどのところにある「飯田ぶどう園」です。
周辺には茎崎運動公園や田畑が広がる、自然豊かな場所です。
つくばでぶどう?と思うかもしれませんが、飯田ぶどう園は知る人ぞ知る、人気のぶどう園!
近隣はもちろん、他県から買い求めに来る人もいるほどファンの多いぶどう園です。
ガソリンスタンドのある交差点にある看板が目印。
住宅街を進んでいくと、ビニールハウスのぶどう畑が現れます。
販売初日には、この日を心待ちにしていた人で朝から列ができていました。
ちょっと時間をおいて、お昼すぎに再訪してみました。
こちらでは、採りたてのぶどうを畑の前にある直売所で購入することができます。
屋外ですが、入口にはアルコールが置かれ、レジ前には透明のビニールカーテンが設置されるなど感染対策がとられていました。
収穫シーズン真っただ中のこの時期、サッカーコートほどある広いぶどう畑には、たくさんの白い袋がぶら下がっていました。
なんとその数、約1万3000!!
袋がけだけでなく摘粒などの作業も1房1房作業していくと伺い、神経を使う仕事量に気が遠くなりました…。
販売しているのは、皮のまま食べられる爽やかな甘さの「シャインマスカット」、ぶどうの王様「巨峰」、食味のよい「ピオーネ」、濃厚でなめらかな味わいの「紅伊豆」を中心に約20種類。時期によって採れる品種が少しずつ変わってきます。
飯田ぶどう園の人気の理由は、何といってもそのフレッシュさです。
店頭にはあえてたくさん並べずに、お客さんの入り具合を見ながら、食べごろのものだけを出すというこだわりよう。
そんなぶどうだから、食べたときに口の中ではじけるような食感と、中から溢れだす果汁のジューシーさがすごいんです!
どの房もしっかりと熟れているから甘さも抜群です!
シャインマスカットや巨峰は定番人気ですが、「食べやすい大きさで、甘みが強く、皮も食べられるので小さいお子さんにもおすすめですよ」と教えてもらったのが、「クイーンセブン」という赤い早生ぶどうです。
他と比べると粒が少し小さいクイーンセブンは、ぶどうの香りと自然の甘みが口いっぱいに広がり、種がないので食べやすく子どもたちにも大好評。
あっという間に食べきってしまいました♪
ちょっとぜいたくに、色鮮やかなぶどうを食卓に出せばみんな笑顔になる。
そんな飯田さんのぶどうは、この自粛生活もあってか、昨年は自宅用に加え全国各地への発送依頼がとても多かったそうです。最近会えていない人への、おいしいお便りは喜ばれますね。
外出自粛が長期化している今だからこそ、採りたてのおいしい旬の味覚を自宅で楽しんでみてはいかがでしょうか。
以上、家族に隠れてこっそりぶどうをつまんで楽しんでいるサヤがお届けしました♩
【飯田ぶどう園】
住所:茨城県つくば市天宝喜298
(お出かけの際は「茨城県つくば市宝陽台」もしくは「飯田ぶどう園で検索してください」)
電話:029-873-3938
販売期間:9月4日~10月中旬(火曜定休日)
営業時間:10:00~16:00ごろ