こんにちは、つくばスタイル特派員のかめです(゜∀゜)。
つくば市研究学園にあるショッピングモール「イーアスつくば」2階にある
「サイバーダインスタジオ」に行ってきました♪
CYBERDYNE株式会社といえば、筑波大学大学院山海教授の研究チームが中心となり
立ち上げたベンチャー企業ですが、その研究成果である動作補助ロボットスーツHALが
世に出た時は、その技術力の高さで世界を驚かせたのは記憶に新しいところです。
この展示の仕方も、非常に心憎い演出ですね。
ロボット好きならば、そのスペックはいわずもがな、
この細部の造形の美しさへのこだわりに対しても、敬服せざるを得ません。
HALとは一体どのようなロボットなのかということを簡単に説明させて頂きますと、
先に「動作補助ロボットスーツ」と書きましたが、装着をすることで人間の動作を支援し、
その力をよくアニメでみるようなロボット並みの力に換えるものです。
公式HPの説明では、「工場などでの重作業支援、災害現場でのレスキュー活動支援、
エンタテインメントなど」に適していると書かれています。
その動作支援原理ですが、工学と生物物理学のダイナミックな融合によるもので、
なるほど言われてみるとアニメでよく見るロボットスーツも、
こういう仕組みでない限りは、装着している人間が破壊されてしまうはずと思いました(笑)。
『右足をだせ』と脳が命令すると、脳内物質が信号化され伝わり右足の筋肉に届いて
初めて右足を出すわけですが、その際、皮膚表皮にも微弱な信号が漏れ現れます。
その微弱信号をセンサーがキャッチし、右足のパワーユニットに向かって補助命令を出す、
ということなんです。
簡単に書いているつもりですが、これ以上簡単に説明することも出来ません(^_^;)。
世界に誇るハイテクな工学技術によってHALは作動しているのだということを、
予備知識として見て頂くことが、2倍も3倍もこのスタジオでHALに会う感動を増しますので。
かめなんぞはロボット好きなので、HALを間近で独り占めできた感動で痺れました。
で、このHALの技術、実は「HAL福祉用」として商品化され、
すでに国内外で多くの採用実績があり、リハビリテーションのパートナーとして活躍しています。
もっともっと進化して、足腰の弱い方でも富士山に登れる時代はそう遠くないのではと期待しています。
さて、お子さんが好きなロボットはこちら。ウエルカムロボット。
最新技術ならもっとすごいと思いますが、あまりにかわいらしく、
お子さんももちろん大人の方が次々に話しかけているのが印象的で、動画で収めてきました。
ハイテクロボットとともに、こういうローテクロボットもどんどん出てきてほしいですね♪
サイバーダインスタジオのウエルカムロボット動画