こんにちは、みっきぃです♪
自然と共にあるつくばの暮らし。表情を変える木々の姿に四季の移ろいを感じ、庭や公園で見つける虫や植物に子どもたちの好奇心は豊かに育まれます。そんな自然の中での体験をもっと楽しむイベント「草花と遊ぶ 園庭、すみずみ探検」がつくばで開催されました。
TXつくば駅から車で10分ほど。舞台となったのは、つくば市でプリスクール、英語幼稚園・学童保育を営む「Kids Creation TSUKUBA (キッズクリエーションつくば)」の園庭。
「自分で楽しみを見つける」庭には、ふたつの築山、木のブランコや井戸、ツリーハウスなど冒険心をくすぐる仕掛けがいっぱい。築山をよじ登り、足元の小さな虫を見つけ、みなぎるエネルギー全開で遊び回る子どもたちの姿を見ていると、ここが庭だと忘れるよう。こんな里山環境で過ごす子どもの日常がうらやましい~o(>▽<)o
50種類を超える木々や草花に彩られたこの園庭を手がけたのは、「ニハソノ」の代表・守生耕さん。以前ゆうママさんのブログでも紹介されています^^ 「自然な庭」造りを大切にする守生さんと共に、『みちくさ入門』の著者で、北鎌倉エリアを拠点に草花や木々を楽しく学ぶ「みちくさ部」を行う“みちくさ部長”こと佐々木知幸さんをそれぞれ昆虫、植物博士に迎えて行われた今回のイベント。
未就学児のお子さんを中心としたご家族約30組が参加し、「五感」をキーワードに多様な生物との触れ合いを楽しみました。
はじめに紹介してくれたのは、可憐な白い花を咲かせていたコデマリと、オオデマリ。こうして説明してもらうと、道端や公園で見つける植物がもっと身近になる気がしておもしろい!それぞれの特徴を説明した後、「じゃあ、そもそもどうして花を咲かせるんだろう?」みちくさ部長から投げかけられたクイズに子どもたちの目が変わりました。
花の蜜で虫を引きつけたり、風で飛ばしたり、子孫繁栄のため植物それぞれの方法で受粉していることに触れ、「きれいな花、気になる植物を見つけたら観察してみてください。どんな花びらの形をしているのか、そこにどんな虫が集まっているか観察してみるとおもしろい発見があるかもしれませんよ」とみちくさ部長。
「花があれば虫が寄ってくる。虫がいれば、その虫を食べる別の虫が寄ってくるかもしれない。植物も虫も動物も、何か関係があるから同じ場所で暮らしている。そんな自然界のつながりを意識しながら、自然との触れ合いを楽しんでみてください」
その隣で、何やら茂みをガサガサする守生さん。次々と虫を見つけ語られるその生態に、子どものみならず自宅のガーデニングを考えているというお母さんたちからも熱い視線を集めていました。
続いて、スズメノテッポウやタンポポを使った遊びを紹介。音を鳴らしたり、水車を作ったりとみんな夢中♪
身近な自然の中にあるものを使って、こんなにも親子の時間が楽しくなるんですね。親御さんたちも「子どもの時こんな風に遊んだな~」と昔を思い出し、童心に返っているようでした^^
その後も、葉っぱの手触りを楽しみ、触れる毛虫(!?)ともご対面!
嗅覚も味覚も使い、ドキドキの植物体験も
ナズナ、通称ペンペン草が奏でる小さな音色に耳をすませ、五感いっぱいで自然を感じる時間となりました。
段々と慣れてくると、気になる植物や虫を自分で見つけてくる子どもたち。ルーペを使って観察したり、鼻を近づけてみたり…みちくさ部長や守生さんの手を引き、園庭探検を自ら楽しんでいましたよ^^
ノートを片手に聞き入る方も多く、「公園などで子どもと遊ぶときの参考にしたい」「お散歩がもっと楽しくなりそう」という声も。
キッズクリエーションに通うお子さんの親御さんは「普段子どもが遊んでいる園庭に、こんなに豊かな自然や生き物がいるんだと知ることができてよかった」と目を細めていました。
園庭探検の締めくくりは、クッキーと園庭のハーブを使ったお茶でティータイム♪休憩した子どもたちは、再び園庭のあちこちへ。体力の尽きることを知らない子どもたちに混じって、自然の中での遊びをたっぷり吸収したみっきぃがお届けしましたᕕ( ᐛ)ᕗ