みなさん、こんにちは。つくばスタイル特派員のしらゆきです。
“パンの街”としても知られるつくば市。市内には約40店のベーカリーがあり、魅力あふれるパンを気軽に買い求めることができます。
そんなつくば市で5月25日、26日に「つくばパンまつり」が初開催されました。
「今度のパンまつり、行く?」「パンが好きだから、行ってみようかな」とパン好きな友人が話しているのを耳にして、たくさんの人がかねてより心待ちにしていたことがうかがえます。
つくば市と近隣のパンの店約15店舗が一挙に大集合と聞いて、パン好きな私も行かずにはいられません。期待を胸に会場へ向かいました。
会場となったのは、つくばエクスプレス(TX)つくば駅から歩いてすぐ!つくばセンター広場です。
つくば駅やバスターミナル、近隣の商業施設などを結ぶペデストリアンデッキに隣接し、さまざまなイベントで使われています。
パンのイベントだけあって、小さなお子さんから年配の方まで、幅広い年齢層の方が訪れていました。
会場に着くと、にぎやかなダンスミュージックが聞こえてきました♪
フラやベリーダンスなどイベントを盛り上げるパフォーマンスが繰り広げられていたステージ。
観客席と距離の近いステージは迫力いっぱい!弾き語りの生演奏では、パンまつりのオリジナルソングが披露され、会場は大きな拍手に包まれました。
パンの店のほかに、コーヒー店、手作り雑貨・陶芸作家の店、フード店などたくさんのお店が軒を連ねる会場。
陶器を扱う陶器市さながらのブースでは、作品をひとつひとつ手に取り、熱心に品定めをしている方の姿が見られました。
この日は朝から太陽が照り付け、夏を思わせるような気候。
パンを買う前に、まずは冷たいドリンクを…と思い、駆け込んだのは「もっくん珈琲」。コーヒー以外にも、スカッシュのようなさわやかなドリンクを扱っています。
「はちみつりんごスカッシュ」は、初夏の陽気にぴったりな、さわやかなのど越し!果実のおいしさがぎゅっと詰まっていました。
この他にも「Saza Coffee」や「バイゲツカフェ」などの人気のカフェが出店しており、どのドリンクもパンとの相性ぴったり。暑かったため、冷たい飲みものが人気でした。
パンまつりに来たからには、美味しいパンが食べたい♪でもすべての店舗のパンを食べるのは量が多くて難しい…そんな方には、有料の「食べ比べチケット」が便利。参加店のうち、あらかじめ指定された5店舗で、試食サイズのパンをゲットできる仕組みです。
つくばパンまつりのイラストの描かれた白いテントの下でこのチケットが販売されており、これを求めて大勢の方が列を作っていました。
この食べ比べチケットには、各日先着300名に笠間焼のオリジナルプレートが付いてくるといううれしい特典が。
パンまつりのロゴが入ったお皿で、コロンとした形がかわいらいいデザイン。シンプルで、毎日の食卓で活躍してくれそうなサイズです。
私もこの「食べ比べチケット」でパンを食べ比べしてみました!
チケットに書いてあるアルファベットの店舗に行き、食べ比べ用の受付で試食サイズのパンと交換してもらいます。パンの種類はお店によっても違い、大きさもまちまち。単純には比較できませんが、お店によって硬さ、味わいが違うのがはっきりわかります。
同じ日に複数の店舗のパンを食べることはなかったので、しっとりしたパンが好きなんだなぁと自分の好みを改めて知りました。食べ比べで、自分好みのパンの店を見つけられるのではないでしょうか。
パンのブースは、どこも大行列。食べ比べ以外にも店頭に並んでいるパンを購入することもできるので、大勢の人で会場は賑わっていました。
“マジカルチョコリング”のパンが有名な「HEART BREAD ANTIQUE」、ミートコ内に店を構える「Boulangerie une Amie」、自家製ローストビーフのサンドイッチが絶品の「サンドイッチMorris」など、以前にブログで紹介したお店も出店していましたよ。
各ブースで所せましと並べられた自慢のパンは、どれもおいしそう。
フードエリアも魅力あるお店がずらり。
「M.S.Bハンバーガー&サンドイッチ」のブースからはジューシーないい香りが漂い、肉好きな人のハートを鷲掴み!「moi!kka」では夏にぴったりのタピオカドリンクの販売が。ビビットな色合いの移動販売車で目を引いていましたよ。
天気にも恵まれ、イベントは大盛況。昼前にはパンが売り切れるお店が続出でした。つくばでパンが愛されている証拠ですね♪
パンもコーヒーも、そして美味しい食べ物も全部まるごと味わえる贅沢な内容で、つくばの初夏を盛り上げるイベントとして定着してほしいですね。次こそはもっとたくさんのパンを食べたいと思ったしらゆきがお届けしました。