こんにちは!TAKAKOです。
皆さんは“まつり”と聞いて、どんな風景を思い浮かべますか?
屋台、神輿、盆踊りに金魚すくい…
もちろんそれだけでも楽しいのですが、つくば市最大のまつりである「まつりつくば」は、先端技術や、スポーツ、アート、そして日本各地の伝統文化を融合させた、国際都市つくばならではのまつりだということをご存知でしょうか。
8月25日、26日に開催された今年の「まつりつくば」。
TXつくば駅そばの幹線道路を通行止めにした会場やつくばセンター広場を中心として、南は竹園公園から北はつくばエキスポセンターまで、スポーツやロボットといったテーマごとに会場が分けられており、その規模は一日では回りきれないほど!エキスポセンター前のロボットパークなど、どの会場もつくばらしいイベントで満載でした。
ロボットといえば、初日のこの日、オープニングパレードの先頭に登場したのもなんとロボット。
五十嵐立青市長が運転する「セグウェイ」を筆頭に、立ち乗り型の「マイクロモビリティ」や椅子型の「ROPITS」「NENA」など計7台が、国内で初めて交通規制が実施されている車道を走行しました。まさに“科学の街”つくばらしいパレードです!
期間中は“スポーツパーク”としてさまざまなアトラクションが用意されていた竹園公園。
普段は静かな公園が、この日は大勢の子どもたち、そしてちょっとマッチョな大人たちでいっぱい( *´艸`)
こちらは、筑波山からやってきた本格アスレチック「フォレストアドベンチャー」の「モバイルコース」。
子どもたちが命綱を付けてロープの上を歩く姿に、高所恐怖症の特派員は見ているだけで手に汗握ってしまいました(^_^;)
「水戸ホーリーホック」のブースで行われていたのは「スピードガンコンテスト」。
シュートのスピードを測定してもらえるとあって、気合を入れてボールを蹴る子どもたちの姿がたくさん♪
この時点での小学校高学年トップの記録は、時速76kmとのこと☆お見事です!
また、筑波大学出身で、名古屋グランパス監督・風間八宏氏監修のサッカースクール「トラウムトレーニングつくば校」からは、キックターゲットが登場。3球のうち何球入れられるか、皆真剣に取り組んでいました。
スポーツパークでは、他にもストラックアウトやパワーリフティング、バスケのフリースロー、ダンスに護身術と、実にさまざまな競技のブースが設けられ、7つ以上体験して各ブースでスタンプをもらうと、スポーツグッズが当たる抽選会も。
参加した息子は見事当選して、「乗馬クラブクレイン茨城」から馬の蹄鉄をゲットしました。
そして、まつりはいよいよ盛り上がりを見せます。
パレード会場となった土浦学園線には、1985年のつくば万博を記念して作られた万博山車を筆頭に、大人の身長をはるかに超える大太鼓、青森のねぶたなどが次々と登場。
大太鼓のドン、ドン…という音に他の太鼓が続き、やがて激しい太鼓の打ち合いになっていく様に思わず鳥肌が立った特派員。聞けば、この中では小さく見える万博山車でさえ5tもあるとのこと。
すごい、すごい迫力!
もうそれしか言葉が出てきません。
土浦学園線をまたぐさくら大橋の下をすれすれで通り抜けた青森のねぶたは、ときに向きをくるくると変えながら道を進みます。
万博山車からは、上に乗った巫女が沿道の人々に向かって鈴を投げ、まつりのテンションは最高潮に。
圧巻だったのは秋田の竿燈。
提燈の数にして46個、重さ50kg、長さ12mもある竿燈を、額や肩、腰だけで支え、操るというもの。
時折竿が大きくしなって私たちの頭上まで迫ってくると、その迫力に思わず「わあ!」とのけぞる沿道の人たち。どうやらわざと、だったみたいです^^沿道は拍手喝采、大盛り上がりでした。
国内外から多くの人々が、研究に、スポーツに、アートにと集まってくる街、つくば―。
「まつりつくば」は、そんなさまざまな文化が融合したつくばの魅力を、丸ごと体験できる2日間と言えそうです。
つくばに住む人にもそうでない人にも、この街の魅力を知ってもらうのに最適なイベントかもしれませんね(^_-)
以上、耳をすませば、太鼓のドンドン…という音が胸の奥に聞こえる、特派員TAKAKOのレポートでお伝えしました^^