皆さん、こんにちは!つくスタ特派員のTAKAKOです。
うどんと言えば香川県の讃岐うどんが有名ですが、西日本出身の私が懐かしく思うのは、澄んだ出汁に、麺が比較的柔らかくて細めの関西うどん。
麺もつゆもその地方によって特徴があるのが、うどんの面白いところなんですよね。
この春、つくば市西大沼にオープンしたうどん屋さんは、関西は関西でも京都のうどん。
こちらでは聞いたことのないメニューが美味しくて評判になっていると聞き、食いしん坊特派員、早速伺ってきました!
こちらが、TXつくば駅から車で約10分のところにある「手打ちうどん やまびこ弁天」。
車のナビを使っても、本当にこの道でいいのかな?と疑ってしまうようなロケーションにあるのですが、たどり着いた先は田んぼに囲まれた、見晴らしの良い場所でした。
板張りの壁や窓にあしらわれた格子が、京都からやってきたうどん屋さんという雰囲気です^^
週末の昼食時には行列ができるとのことで、店の外にも椅子が並んでいました。
店内は、カウンター席が6席、座敷席が20席、テーブル席が16席の計42席。
眺めの良いテーブル席からはそよ風に揺らぐ稲が見え、カウンター席を選べば、うどんを打つ様子を間近で見ることができます。
座敷席が多いので、小さなお子さん連れのご家族には有り難いですよね。
麺は、国産小麦をブレンドし熟成させた京風麺。細めでつるつるモチモチとしているのが特徴だそうです。
注文後、生地を綿棒で延ばし、たたみ、リズム良く切っていく店長の入江さん。
トントントントン…という軽快な音に期待が高まる特派員なのでした。。。
こちらが「やまびこ弁天」の看板メニューとなっている「酒粕うどん」。
え!酒粕?と思われる方も多いかもしれませんが、コクのある酒粕がもちもちとした麺にたっぷりと絡み、つゆも最後の一滴まで味わいたくなる逸品です☆添えられたおろししょうがを混ぜると、またひと味違った風味を楽しめるんですよ。
こちらも人気の「牛すじうどん」。
ピリ辛なつゆの中には、京都から直送された九条ネギがたっぷり。
味のしみ込んだ牛すじをひと口頬張ると…口の中でトロットロにとろける美味しさ!
トッピングで温泉卵をのせてみたり、ごはんと一緒にいただくのものおすすめなんだそう(*”▽”) そうそう、京都ではうどんとご飯を一緒にいただく習慣があるそうですよ。
「すだちうどん」など、夏季限定の冷たいうどんも人気です。
特製の細麺はのど越しが良く、食欲が落ちる暑い季節でもつるつるといけそう。
また、小学生以下のお子さん向けには、麺が通常の半分量の「子どもかけうどん」「子ども玉子とじうどん」「子ども肉うどん」も。
京風の麺は比較的柔らかいので、お子さんにも安心です。
パパやママから取り分けをしたい場合にも、各メニューを1.5盛りや大盛りに変更できるというのも嬉しいですよね!
楽しい話をたくさん聞かせて下さった店主の入江さんご夫妻。
京都伏見にあるお店「やまびこ伏見」はご主人の実家とのことですが、なぜそちらではなく、ここつくばでお店を出すことに決めたのですかと尋ねると、奥様のご実家がつくばだったからなんだそうです^^
都内の大学を卒業後、車の設計の仕事に携わっていたというご主人。
理系の設計者らしく、生地の配合などで緻密な計算をすることもあるそうですが、長年親しんだご実家の味は、経験を積んだからこそ出すことのできる味です。
基本的なメニューもその良心的な価格も京都伏見店と同じですが、「梅干し肉ぶっかけ」「肉温玉ぶっかけ」などつくば店オリジナルメニューも続々登場☆
京都の味とつくばの味が融合して、今後どんなメニューができていくのかも、楽しみにしたいですね。
以上、今週もモリモリ食べて元気いっぱいな特派員TAKAKOのレポートでお送りしました♪
【やまびこ弁天】
つくば市西大沼128-4
TEL:029-819-1041
OPEN:平日 昼の部11:30-15:00 夜の部17:00-20:00 土日祝11:30-20:00
定休日:毎週月曜
駐車場:20台あり