こんにちは、つくスタ特派員のゆうママです!
前回レポートした筑波山麓むぎ部での麦刈り。
収穫した麦は約一週間の乾燥期間を経て、いよいよ脱穀、焙煎作業!手作り麦茶がついに飲めます!
作業にも俄然やる気がみなぎります^^
まずは脱穀。茎やヒゲを外して麦の実を取り出していくのですが、手作業!
木の棒でひたすらガンガンガンガン…!!と打ち付けていきます。
さらにミノに移し細かなクズを風に乗せて払いながら、丁寧に麦の実を取り出す作業の繰り返し。
噴き出す汗に痛む腕。た、大変でした。。
こうしてレポートを書いている今は腕全体が筋肉痛に見舞われています(笑)
しかし力を合わせて取り出した麦の実は本当にきれいで、いつまでも見ていたい、触っていたいと思うほど癒やされます♪
なんと艶々で美しい実なんでしょう。
今は農作業でも食品の製造でも機械化されとても便利な生活を得ることができますが、こうした手作業が当たり前だった昔の人々には頭の下がる思いです。
今回の麦茶つくりは手間や時間はかかるけれど、その分自然の恵みへありがたみや感謝の気持ちも生まれます^^
暑い中そよそよと時折ふく風さえも敏感に感じ、自然の中にいることを強く実感できる時間でした。
麦の実が採れたらいよいよ作業も大詰め。
薪ストーブで焦がさないように、けれど香ばしさが出るようにじっくりと20~30分焙煎していきます。
梅雨晴れのじめっとした重い空気の中、薪ストーブの前での作業はサウナ状態。。
灰色のTシャツを着て行ってしまった私は汗のシミがくっきりと浮き出すほどでした(笑)
はいていた長靴は溶けそう(笑)
でもこれもおいしい麦茶のため!麦茶はすぐそこ!
ふっくらと大きくなりほんのりと色づいた麦。
このまま食べてもポン菓子のように甘く芳ばしい旨味が感じられます。
やかんに入れ沸かしていくとふわりと麦の香りが漂ってきて、作業の疲れも吹き飛ぶ喜びでいっぱい♪
ついに長い時間かけた手作り麦茶の出来上がりです!!
ほんのり淡い色の麦茶…普段飲みなれた麦茶とは全く違います。というか別物ように、まず香りがとってもいい!
喜びいっぱいに一口飲んでみると芳ばしさがふわ~と広がって、麦の味を感じます。コーン茶に近い味わいです。
今まで飲んできた麦茶の中でも一番の美味しさ!
作業で疲れた体にも染み渡って、格別の味わい!頑張ってよかった~(ToT)
たくさん採れた麦の実をいただいたので、自宅でも焙煎してつくば産の麦茶の味わいを楽しもうと思います♪
収穫、そして麦茶作りを終え一段落の「筑波山麓むぎ部」
今年の麦の収穫は終えましたが、ブルーベリーや野菜の収穫体験、秋には新たに麦の種まきなど参加者を集い活動していくそうです。
つくばのスローライフ、そして豊かな自然の恵みを体験してみてはいかがですか^^
以上、ゆうママがお伝えしました!