こんにちは、つくスタ特派員のゆうママです!
小中学生の学力が全国でもトップレベルを誇るつくば市。
各教育機関や研究機関など、つくばだからこその恵まれた環境を活かした教育的取り組みをこれまでもレポートしてきました。
今回もつくばエリアならではの授業が実施されていると聞いて見学に行ってきました。
その名も「サイエンスQ」!
平成23年度からつくば市の小中学校で実施されている「サイエンスQ」は、”生徒の科学技術に関する疑問に研究員が答える取組み”として研究機関の研究員が各学校に出向き、生徒に授業を行うというもの。
平成24年度からはエリアをつくば市、つくばみらい市、土浦市の3市に拡大し、研究員による直接指導で「青少年の科学技術離れ対策」がなされています。
宇宙での太陽光発電、脳の構造と病気について、着て涼しいのはどの色?などさまざまなテーマの授業が用意されています。
研究機関の研究員が授業をしてくださるなんて、最先端に触れることができ、疑問も解消できるとても貴重な学習の機会ですよね。
私が見学に行ったのはつくばみらい市豊小学校5年生のクラスで行われた「サイエンスQ」の授業。
この日は国際農林水産業研究センター(JIRCAS)の山崎正史氏による「モンゴルの家畜と草」のお話です。
デールと呼ばれるモンゴル服を着ての登場はインパクト大!一瞬にして子ども達の関心を惹いていました^^
モンゴルってどんな国?を日本や世界と比較し、家畜や暮らしの現状や問題点を挙げ、現在研究されているモンゴルの家畜の飼料の改善や草原の保全などについてもお話くださいました。
決して堅苦しい授業ではなく、伸び伸びとした雰囲気。
元気のよい反応とともに質問も次々に飛び交い、子ども達が興味関心をもって授業を楽しんでいること感じました^^
驚いたり思わず笑ってしまったり、頷いたりと素直に反応を見せる子ども達の姿。
新しい知識に触れたり、深く知る、学ぶということは「嬉しい」ことなんだなと子ども達を見て思いました♪
今回授業が行われたつくばみらい市の豊小学校は、全学年1クラスずつというアットホームな学校。
つくばエリアの中でもとりわけゆったりとした校風の中で学ぶ子ども達にとって、サイエンスQの授業が視野を広げ、世界に目を向ける刺激になるだろうと校長先生も期待を持って授業の日を楽しみにしていたそうです。
先生方も、私も、すっかり惹きこまれ楽しめたサイエンスQの授業は、子どもたちの中にも特別なものとしてしっかり記憶されたでしょうね♪
研究員のかたが直接指導の授業だなんて、知の集まるつくばだからこそ実現できる夢のような教育ですよね。
学校と地域、企業が連携して行われる素晴らしい取り組みだなぁと思います!
他の地域ではできない、つくばエリアならではの教育をまた一つ目の当たりにしたゆうママでした^^
このような貴重な授業、実は「ラヂオつくば」で授業の様子を放送しているんです。
小学校の授業としてだけでなく、大人も知識として楽しめる、つくばで行われている最先端の研究。
ご家族で集まって、つくばエリアの小中学校で行われている特別授業を是非聴いてみてくださいね♪
ラヂオつくばは、つくばだけでなくサイマル放送などで世界中で聴くことができますよ。
ラヂオつくば「サイエンスQ」
毎週月曜日20:00~21:00放送。
今回の授業の様子は2013年2月25日(月)20時より放送されます。
以上、ゆうママがお伝えしました^^