先週はお休みさせていただきました。
申し訳ありませんでした。
遅くなりましたが
あけましておめでとうございます☆
キコリンです。
今年もわたしなりのつくばライフを
お伝えできたらと思います。
年始早々ですが、
新宿保健会館で行われた
ピアカウンセラー養成講座へ参加していました!
まずは、
それに参加することになったきっかけを
少しお話します。
私は、
『つくばピア』という
筑波大学看護学類の学生が
つくば保健所やU-COM※1の協力を受けながら
活動している団体に入っています。
ピアとは仲間という意味で、
つくば市内の中学・高校などを中心に、
年の近い私たちが
「若者による若者の性=生を応援する活動」
をおこなっています。
具体的には学校へ出向き、グループワークなどを通して
性について一緒に考えるという機会を
いただいています。
そうした活動を行う際に、
自分自身カウンセリング技術や知識などを
しっかりと身につけた上で行いたいということで
この養成講座に参加することにしました。
計四日間
みっちりと行われたのですが、
今までの考え方を覆される
とても感銘を受けた内容でした!!
よく、
自分と同じような経験をした子には
こうしたほうがいいよという
答えをいってしまいがちになります。
しかし、
どんな子も
自分自身の問題を解決する能力を持っているということを
前提(哲学)とし、
その子に代わって問題を解決することではなく、
自分自身の問題に対して
その子自身が解決策を見いだしていくことを
サポートすることが大切なのだそうです。
そのために、
カウンセラーとしての
さまざまなスキルを使うと共に
自分の経験によって培われた感受性を用いるよう
指導されました。
いろいろと学んだことは
ほかにもたくさんありますが、
それらをしっかりと整理して
実践に生かしていきたいと思います(*^_^*)
こうした活動には
本当に賛否両論ありますが、
望まない妊娠やSTI(性感染症)で苦しむ子たちが
一人でも少なくなるよう
自分にできることを
やっていきたいなと思います★
※1 U-COMについて
発足経緯
国際家族計画連盟(IPPF)は
リプロダクティブ・ヘルスプログラムの発展には
若者の参加が重要であるとし、
1994年にIPPF若者委員会を設置しました。
日本でも、2000年3月3日、
日本家族計画協会(JFPA)の支援のもと、
「若者による若者の性=生を応援する活動」を基本理念に、
志ある24歳以下の若者が集まって発足しました。
U-COMの名前の由来
「U-COM」は若者委員会「Youth Committee」
(ユースコミティー)を変形し、
「U」には「若者=Youth」と「あなた=You」の両方の意味が、
「COM」には「委員会=Committee」と
「コミュニケーション=Communication」の
両方の意味が込められています。
そして「U-COM」には「若者委員会」の略号とともに、
「あなたとコミュニケーションをとりたい」
という願いが込められています。
基本方針
具体的には、以下の基本方針に基づいて活動しています。
・日本の若者が性について正しい知識を得る
・日本の若者が性についての情報を
選択・判断できる能力を持つ
・日本の若者が自分や周りの人を大切にし、
将来を見通した性=生についての
自己決定ができるようになる
・日本の社会が若者のニーズを積極的に取り入れ、
行政・教育などに反映させる
・日本の社会が
若者のより健全な成長を促す環境を整える
具体的な活動
1.勉強会(U-COMアカデミー)の主催
2.各種イベントの企画、参加
(詳細は「U-COMの歩み」をご覧下さい)
3.性についての知識を説明した情報誌
「U-COM EXPRESS」の発行、無料配布
4.広報活動(ホームページ・ポスター・
各種雑誌への投稿など)
5.大人への啓発、提言(学会や会議などへの参加)
6.オリジナルコンドームケースの作成
7.諸外国の若者委員会との情報交換
8.出張ピア活動
9.ピアカウンセラーの養成
<文責:キコリン>