日常に、おいしい笑顔と「M.S.B hamburger & sandwich」

こんにちは、みっきぃです♪

ハンバーガー、好きです。メニューそのものもですが、使う食材やバランス、メニューのスタイルやインテリア…随所に、営む人それぞれの「らしさ」が詰まったそんな空気がすごく良い。

軽すぎず、重すぎず。ちょうどいい満腹感と共に店を出たその翌日、また足を運びたくなる。そんなグルメバーガーを楽しめる「M.S.B hamburger & sandwich」。TXつくば駅から車で10分ほど、つくば市桜で今年5月にオープンした新店です。

「いらっしゃいませ！」気のいい笑顔が親しみやすい、オーナーでキッチン担当のまっちゃんこと松本さん(写真右)とホールとデザインを担うすぎちゃんこと杉本さん。

中学の同級生というふたり。息の合った接客でお客さんを出迎えます。

お店のメインは、6種類のハンバーガーと5種類のサンドウィッチ。牛100%のパティや自家製BBQソース、ベーコンやコーンビーフなど、自慢の食材には一切手間を惜しみません。バンズや食パンは、つくば市内のパン屋「Pain de Megumori」に特注。試行錯誤の末、絶妙なバランスを探った「最後まで飽きない、毎日食べたい味」に行き着きました。

お店に足を運んでくれる人はもちろん、周辺に点在する公園での青空ご飯やビジネスシーンでも利用できるようにとテイクアウトも対応しています。

ところで、「MSB」がオープンしたこの場所。以前は、ケーキや別のハンバーガーショップなど、代々街の人から愛されてきた店があった物件。「全てを新しく変えるのではなく、この場所で刻まれてきた空気感を汲みながらMSBらしさを育んでいきたい」と、内装の一部は従来の趣を敢えて残した箇所も。古材などを組み合わせたアメリカンヴィンテージ調の店内は、気負わず日常使いしたくなる佇まいが魅力です。

「年齢も性別も関係なく、誰もが居心地よく、おいしい時間を過ごせる場所」を意識し、店内には子育て世代に配慮した小上がりの席、トイレにはオムツ替えスペースもあります。

オープンからまだ数日に関わらず、学生や子ども連れ、一人客や農作業帰りのおじいちゃんおばあちゃんなど多くの人が来店。「来てくださった人皆さんが、帰り際においしかったよと声をかけてくれるんです。つくばの人は温かい人が多くて、この街でお店を持って本当に良かった」と松本さん。

人生を決定づけたのは、20歳の時。東京の三軒茶屋にあるハンバーガー専門店「FUNGO」で初めて食べたグルメバーガーのおいしさに脱帽。一度はまったらとことん追求する性格で、グルメバーガーの世界に没頭。「FUNGO」をはじめ、日本のグルメバーガーシーンを牽引する人気店で働きながら、知る限り全ての都内にあるバーガーショップへ足を運び「日本一うまいハンバーガー」を求め研究を重ねました。

独立を夢見て十数年、転機が訪れたのは結婚し第一子が誕生した3年前。

のびのびと子育てができる環境を求め、奥さんの実家がある茨城で暮らすことに。初めこそ、都会暮らしとのギャップが拭えなかったものの、空の広さに癒やされ、豊かな自然の中に流れるのんびりとした時間は心地よく…何より、この街で出会う人たちの優しさに触れるうち段々と愛着が湧いていきました。