こんにちは。クーラーの快適な設定温度を日々探り続けている、みっきぃです♪
最近、何かと耳にすることが多い“プログラミング”という言葉。それを専門に教える教室も増えており、子どもに習わせたい習い事ランキングにも浮上するなど注目を集めています。
3年後の2020年度に小学校でプログラミング学習が必修化されるのに先立ち、つくば市では市内の小中学生、教員を対象とした「つくばキッズプログラミングフェスタ」を初開催。プログラミング学習ってどんなことするの?小学生には難しくない?そんな疑問符をぶらさげ、子どもたちに交じってプログラミングの世界に触れてきました!
参加していた小中学生は男女合わせて約70人。その3倍を超える応募があったというから、このトピックに関する関心の高さが伺えます。
今回用意された全5コースの中から、はじめに見学させてもらったのは5~9年生を対象とした「MINECRAFT(マインクラフト)」。通称「マイクラ」で知られるこのソフトウェアは世界で1億本以上利用されており、ブロックを積み上げ世界を創っていくという小中学生を中心に大人気のゲーム。
プログラミングと聞いて、専門の言語を用いた小難しい作業をするのかなと想像していたのですが、遊ぶようにタブレットを触る子どもたちの様子はとっても楽しそう♪
でも、決められた通りに遊ぶゲームとは異なり、マイクラではルールや目標が設定されていないので、遊び方を自分自身で考える必要があります。そのため、自身で見出した目標に向けて論理的に課題を解決していく力を育むことが期待されているのだとか。また、グループ内で役割分担をして、それぞれが自分の任務を果たし協力し合うことで共通のゴールを目指すグループワークにもなります。
この遊びの流れ、なんだか身に覚えがあるような、、、(・O・)!そう、社会で必要とされるスキルそのもの。手段やレベルは違えど、遊んでいるような感覚でプログラミング的思考を習得するという目的は他に用意されていたコースにも共通していました。
女の子の参加者が多かったのは、VOCALOID(ボーカロイド)。
ボカロの略称で有名なこちらは、自分で作った歌詞とメロディーをタブレットに入力すると、歌声を合成してくれるもの。ボタン一つで音階やリズムを自在に変えられるから、直感的に操作できてすごく簡単。子どもたちの瑞々しい感性をそのままに、誰もが気軽に自己表現できちゃうんですね^^
こういったツールを使いこなすことで、どこにいても、年齢関係なく誰でもアイデアを具現化することができる。その可能性はどこまでも広く、一方で使い方を誤れば危険を伴う恐れも。どんな危険性が潜んでいるのかを知ることで、インターネットの悪用防止に役立ててもらおうと、7~9年生向けにはサーバーの立て方やセキュリティについて筑波大生と共に学ぶコースも設けられていました。
その他にも、ロボットカーの動きをプログラミングするビュートレーサー
レゴのロボット型プログラミング教材を使ったワークショップなど
集中モード全開の子どもたちの様子がすごく印象的でした^^ と同時に、子どもが触るタブレットの中身を興味津々に覗く親御さんの姿も。
「プログラミング学習で、どんなことを実践していくのか興味があって」
「子どもと一緒に勉強しに来ました」
と話してくれたお母さんたち。
親子にとって、プログラミングの楽しさやその目的を身をもって体験できる貴重な機会になっていました。
プログラミング学習の必修化が進んでいる背景の一つには、世界的なIT人材不足が挙げられています。経済産業省の発表によれば、2030年には国内でも78.9万人の人材不足が予測されているのだとか。全ての子どもがIT関係の仕事に就くわけではないけれど、プログラミング学習によって得られるものが、将来子どもたちの選択肢を増やす可能性につながって欲しいとしみじみ感じたのでした。
そして、プログラミング学習、ぜひ私も受けたい!!論理的思考回路はショート寸前なみっきぃがレポートしましたᕕ( ᐛ)ᕗ