つくスタ情報局特派員の門をくぐり早1年。つくばの魅力に触れる充実した日々を過ごし、段々と肥えてきたみっきぃです♪
豊かな自然の恵みを受けて育った食物で腹を満たし、つくばに暮らす魅力的な人たちとの出会い、気持ちの良い公園でパンを頬張り、、、これぞ正に幸せ太り!?
これからも好奇心のアンテナビンビンに、つくばエリアの情報をお伝えしていきたいと思いますᕕ( ᐛ)ᕗ
ということで、「つくばメディアアートフェスティバル2016」へ行ってきました!
「科学の街つくば」の特色を生かしたアート作品の展示、体験ができるこのイベントは今年で3回目。芸術表現に技術発明などを利用したメディアアートの世界を気軽に楽しむことができる人気の企画です。
茨城県内で開催された「県北芸術祭」に出展した作品「コロイドディスプレイ」が注目を浴び、最近ではテレビCMにも出演しているメディアアーティストであり、筑波大卒で現在は母校で教鞭(べん)をとっている落合陽一さんによる作品も展示。
他にも、会場には、筑波大学が輩出した著名アーティストや教員の作品、学内公募から選ばれた現役の学生たちによる作品などが展示されていました。
キャッキャッと楽しげな笑い声に誘われ行ってみると、なにやら積み木のような物に群がっている子どもたちの姿が。
「ヒカリツミキ」と名付けられた、ブロック型のモーターやセンサーなどの電気部品で遊んでいました。積み木のようにブロックをくっつけて、ロボットのように動かしたり、光らせたり、振動に反応する音の鳴る玩具にしたり
組み合わせを直感的に楽しむことができるから、年齢問わずに遊べます。
その隣では、カエルの大合唱が聞こえてきました♪
コロコロと転がすと音階が変わっていく「コロガエル」。手で触っているうちに音階が変わっていく法則を自然と見つけることができるこの知育楽器を考えたのは、筑波大学の学生たち。
誰もが親しみやすいキャラクターを軸に、どの面が上になっても目玉が見えるお茶目なデザイン性を意識し、プログラミング技術を活用してこの作品を作ったそうです。
1回目から訪れているという家族は、「ただ観賞するだけではなく、作品に触れ、体験している内に子どもたちのイマジネーションが広がるきっかけとなる物が多く、毎年開催を心待ちにしています」と話していました。
他にも、体験型の作品がいろいろ。
「HEARTBEAT MUSIC」は、指に付けたセンサーから感知した心拍によって音の高さが変わるというもの。画面に映し出される自分の心拍の様子と耳から聞こえてくる音、両方で楽しむことができます。
付けた瞬間にバビューンと高音を叩き出した私。制作者の学生さんがかわいこちゃんだったので、ドキドキしちゃいました(*^^*)
ヘルスケアや医療目的に応用されることが多い、生体情報を利用したデバイス。エンターテインメントを目的とした面白い使い方が出来ないか、と考えこの作品を生み出したそうです。4年生の彼女はこのデバイスを利用して、これから卒業制作に向けて作曲を試みる予定。どんな曲が完成するのか楽しみですね♪
“我々が現実だと思っているこの世界も実はバーチャルなのではないか”
そんな問いかけに強く興味を引かれた作品がこちら。
動作自体は、ヘッドマウントディスプレイを装着すると、視界一面にバーチャルな世界が広がっているというシンプルなもの。だけど、その上から複数のヘッドマウントディスプレイの着脱を繰り返す内に、段々とバーチャルとリアルの境界線が曖昧になり、、、果たして、何が現実なのか?
この不思議な感覚、ぜひ体験してみてほしい!
五感を刺激する作品の数々。今回紹介しきれなかったものは、また次回のブログで!イベントは12月4日(日)まで開催しているので、ぜひ訪れてみてください。
科学の街つくばならではのテクノロジーとアートが融合する世界、体感してみてほしいイベントですᕕ( ᐛ)ᕗ
【つくばメディアアートフェスティバル2016】
会期:~12月4日(日)9:30~17:00(最終日は13:00閉館、入場は閉館30分前まで)
料金:無料
会場:茨城県つくば美術館(〒305-0031 茨城県つくば市吾妻2-8)