次世代のオリンピック候補！？「ハルトノバドミントン少年団」

どーも、ヤギッチです♪

冬季オリンピックがロシアのソチで開催中のためか、スポーツ熱が高まった私。
つくばはスポーツがとても盛んな地域。
遊びながら運動するサークルからプロまで、スポーツ人口も多いつくば。現在の市長もスポーツに関心が高く、総合運動公園の建設へ向けて熱心な動きを見せています。

そこで今回は、将来のオリンピック候補者がいるバトミントンクラブ「ハルトノバドミントン少年団」（通称：ハルトノ）をご紹介♪

ハルトノは、平成13年に発足し、つくば市やその周辺の子どもたちおよそ40名が活動
しているスポーツ少年団。

・バドミントン競技を通して友と楽しく遊ぶこと
・バドミントン競技を通して、試練に耐えて目標に向って努力する姿勢を育成する
・大切なゴールデンエイジ期の身体能力および柔軟性を育成する
・異年齢の友と協調し、技術向上と心身の鍛練に努める
・スポーツ選手としての真摯な態度と爽やかな挨拶を身につける

これらをクラブの目標として、週に5日つくば市内の小中学校の体育館などで練習を重ねています。

練習は週に1回コーチの指導のもとで練習していますが、その他の日に関しては保護者が率先して子どもたちを教えているのだとか。
バドミントン未経験の親御さんが多いのに、教えるのは大変じゃないですか？と聞いたところ
「子どもたちが楽しそうに練習する様子や、試合に負けると悔しがってより練習熱心になっていく姿を見ると、親としても応援したくなるので…大変ですけどね(笑)」
と、おっしゃっていました。

楽しく真面目に練習をし、ハルトノは全国で指折りの小学生選手を生み出しました。

小学生のバトミントンの世界では「全国小学生バドミントン選手権大会」が実質、日本一を決める大会です。
最年少の部は「小学4年生以下」とされ、ハルトノ在籍の小学4年生が3名も、その大会で表彰台に登りました。

まずは、つくば市立谷田部小学校の志賀光くんと、柳橋小学校の伊藤聡馬くん。
この2人は、全国小学生バドミントン選手権大会男子ダブルス4年生以下の部で、全国3位になりました。
「試合している時が一番楽しい」と口を揃えて言っていたので、「普段から仲良いの？」と尋ねると、「しょっちゅう喧嘩してる！」と笑っていました。
…仲良いですよ、絶対(笑)

そして最も注目すべき選手が、つくば市立松代小学校4年の杉山薫さん。
あどけない笑顔の女の子ですが、全国小学生バドミントン選手権大会女子シングルス4年生以下の部で、優勝した実力を持っている選手です。
その功績が認められ、2014年には13歳以下のジュニアナショナル指定強化選手として選ばれました。

あまりにも可愛いので「…モテる？」と聞いたら、はにかんでノーコメント。
インタビューも普段の生活などを聞くと口が重かったのですが、試合やバドミントンの話題だとゆっくり言葉を選んで話すのが、とても印象的でした。

試合になると、驚くほど冷静な判断をするのだそうです。ポーカーフェイスで自分が点を取られても焦りなどを見せないのだとか。
勝負どころを分かっていて、試合運びがうまい。ミスショットも少なくゲームの組み立てや戦術能力も素晴らしいと、ハルトノクラブの代表、黒澤紀久先生（茗溪学園）は絶賛していました。

そして、つくば市長へ優勝報告を行いました。
市長から「オリンピックに行きたい？」と聞かれ、3人とも力強く頷いていました。
この3人、東京オリンピックでは「オグシオ」のようにバドミントン界に君臨する選手になるかもしれませんよ^^

ただし、ハルトノでは「バドミントンに人生を賭ける」というような教え方はしていません。
「スポーツを生業にしていくというのは、生半可なことではありません。子どもの能力は無限で将来をバドミントンだけに絞ってしまうようなことはしたくない。バドミントンはプロがいない競技なんです。それよりも、いち社会人としてしっかり育って欲しい」
と黒澤先生。

学年、男女関係なく練習していた子どもたち。
ハルトノではバドミントンの技術だけでなく、人間力を付けることを教えていました。

以上、小学4年生の女の子の可愛さに嫉妬したヤギッチがお送りしました♪