どーも!ヤギッチです!
突然ですが、みなさんは筑波山を歩いて登ったことはありますか?
私は、何度かあります。
つくばで育った私は、学校行事の一環でよく筑波山に登らされていました。
…「登らされていた」というニュアンスから伝わるように、良い思い出ではありません。
初めて筑波山に登ったのは幼稚園の時。
体力のない私は、最後方の保健の先生と一緒に登りました。私が山頂に着いた頃には、みんなお弁当を既に食べ終えていて、私は保健の先生とおにぎりを食べました。
しょっぱめなおにぎりだったのを覚えています。
筑波山の思い出その2は、中学の時。泊まりがけで筑波山登山する行事がありました。
その前日「汚いスニーカーで行くのはみっともない」という母の優しさにより、履きなれたスニーカーが洗われました。
洗われて縮んだスニーカーは足に合わず、登山の途中で靴擦れに。それも先生が「うぉっ!」と引くくらいのズレっぷり。
あえなく、離脱。またもや後方の保健の先生の自動車に乗りました。
普通の人は、もっと楽しい登山の思い出があるはず。
…一方、私は学年で1人いるかいないかの「保健の先生同伴登山」を2回も…とほほ。
その2つの思い出が印象強く、つくばに戻ってきて1年経つのに未だに筑波山登山を決行できません。
昨今の登山ブームと、私がつくばに戻ったことによって、友人からも「筑波山、登ろうよ」と声をかけられることが多く、「登山への抵抗感をなくしたい」と考えるように。
そこで苦手意識を克服するためにも、つつじ祭り真っ只中の筑波山へ行ってみました♪
ツツジといえば、「つつじヶ丘」だろうと、まずは女体山へ。
目に飛び込んできたのは、一面のツツジ…すごーい!
これなら登山をしなくても、楽しめます!!
筑波山には約3,000本のツツジがあるそうです。紫色のツツジよりも、紅いツツジの方が多いですね。
ヤマツツジやクルメツツジを始めに、トウゴクミツバツツジも山頂付近にあるそうです。ということで、私はトウゴクミツバツツジは見ることができなかった…はずです。
でも、紅葉とはまた異なる赤々としたツツジの絨毯。本当に見事です。
一気にテンションが上がりました^^
ツツジの美しさにテンションが上がって、トラウマ克服のために10分だけ登山してみました^^
登ったのは「おたつ石コース」。10分だけなので「登った」とは言えない気もしますが^^;
登ると結構、夢中になります。体力の衰えを感じながら、登る。自分のペースでゆっくりと…10分だけ。
「おたつ石」のコースは特派員のゆうママさんがご紹介していますので、あとはそちらをご覧下さい!
※ゆうママ家族、筑波山登山に挑戦!
私は10分の登山のあと、男体山へ向かいました。
男体山は筑波山神社があります。その神社の脇の道を少し登るとケーブルカーの駅。
ケーブルカーに乗って、新緑の清々しい風を浴びながら、登っていきます。気持ちいい!
筑波山山頂駅に着き、振り返るとこの風景…
ピンクのツツジがかわいい♪それにしても、新緑にツツジは映えますね!
せっかく山頂に来たのだから、少しハイキング。
「紫峰杉」と「男女川の源流」が、歩いて1分ほどの場所にあるのです!
これならば私でも楽しめる^^
「紫峰杉」と「男女川源流」に関しては、特派員さくら子さんがすでにレポートされていますのでそちらもご参考ください♪
これが万葉集に詠まれている「筑波嶺の 峰より落つる男女川 恋ぞつもりて 淵となりぬる」の男女川…この歌を詠んだ陽成院は天皇だったので京都にいて、筑波山を見ることはなかったそうです。なのに、こうして歌にして詠まれている。
その時代から、筑波山と男女川は「名所」として全国に名が轟いていたということですね♪
そんな古くからの名所である筑波山……うーん、登山、してみようかな…
以上、苦手意識を克服した?ヤギッチがお送りいたしました♪