芸術の秋♪つくば文化郷で陶芸体験

こんにちは。つくスタ特派員のさくら子です。

芸術の秋ですね！
つくばエリアでもさまざまな場所で美術展や作品展が開催されているので、美術館やギャラリー巡りをして楽しんでいます。
そして数々の素敵な作品に出合ううちに「こんな作品を自分でも作ってみたい！」と思うようになった私は、思い切って陶芸にチャレンジしてみることにしました！

そんな訳で、今回は、つくば市吉瀬にある里の自然村「ルーラル吉瀬」の中核施設「つくば文化郷」の一角にある「陶芸舎」で陶芸体験をしてきました。

つくばエリアには陶芸教室がいくつかあるのですが、その中から「陶芸舎」を選んだのは、以前つくスタBlog【陶芸舎の作陶展に行ってきました♪】でも紹介させていただきましたが、並んでいる作品がとても素敵で雰囲気も良かったこと、つくば文化郷のある吉瀬の自然が大好きなことが決め手になりました。

陶芸舎では、1回2時間の陶芸体験（ろくろ又は手びねり）と全3回の体験教室（ろくろ又は手びねり）があります。
陶芸は笠間などで何回か挑戦したことがあったので、今回は、成形から釉がけまで焼き物づくりを一通り体験できるというろくろの3回のコースを選びました。

今回指導して下さるのは、写真下の佐藤牧子先生。
多摩美術大学で陶芸を学び、その後は作家活動や陶芸教室の講師として活躍しています。
先生の作品を事前にホームページで拝見すると、とても温かみのあって、丁寧な手仕事ならではの優しいぬくもりのある作品が並んでいました。
ひと目で先生の作品のファンになってしまった私は、この先生のもとで学びたい！と体験教室が始まるのをとても楽しみに待っていました。

そしてついに体験教室スタート！
まず最初に3回分のカリキュラムの説明を受け、いよいよ楽しみにしていたろくろ体験です。
先生が、粘土の形を整えてくれるのですが、粘土を自在に操る姿は尊敬のひと言！
今まで何度かろくろ体験をしている私は、見るととても簡単そうにみえるろくろが実はとても難しく、見るのとやるとでは大違いということを知っているからです（笑）

さて、粘土の形も整い、いよいよ私の番になりました。
久々のろくろ体験にかなり緊張しながらも、ろくろを回し、ひんやりと冷たい粘土に触れるとなぜかすーっと心が落ち着きました。
ここからはひたすら意識を指先に集中しての作業が続きます。
とにかくろくろを回している時は、他に比較のしようがないくらいの高い集中力が必要となります。
ちょっと気を抜いたり、余計なことを考えていると、それが粘土に伝わり、あっという間にバランスを崩し、せっかく出来かけた器がなんとも残念な姿に…（涙）

途中、何度かくじけそうになりながらも先生の的確で丁寧な指導のかいあって、2時間かけて8個程の器を作ることが出来ました。
目標は飯椀だったのですが、出来上がった器は飯椀のような、お皿のような、それぞれ形も大きさも違う不揃いの器たち（笑）
でも無事にろくろでの成形を終えて大満足でした～！！

そしてろくろを回している間の約2時間はかなり意識を指先に集中して作業していたので、終わったあとは軽い筋肉痛になっていました。
普通はそんなことはないらしいのですが、きっと緊張で変なところに力が入っていたのでしょうね（笑）
ろくろを回している時は、まさに雑念を振り払い無の境地になる、まるで何かの修行のよう（笑）なんて思った私でした。
それでも終わったあとは、なんともいえない心地いい疲れがありましたよ。

私がろくろ体験をした日は、他に数名の生徒さんがいらっしゃって作業をしていました。
楽しそうにおしゃべりをしながらの作業は、集中しながらもリラックスしていて、皆さん心から陶芸を楽しんでいるんだな～ということが伝わってきました。
私もこんなふうに、自分のペースで作品作りが出来るようになりたいな～と思いました！

さて、次週の第2回目は削りの作業になります。
手ろくろを使っての作品の裏削り、化粧がけなどの作業だそうです。
ちょっと歪んだ器たちも、少しの修正なら可能と聞いてホッとした私です（笑）
という訳で、来週は歪みを修正して、何か模様をつけて、飯椀に見えるように頑張ろ
うと思っています！

なんとか無事に1回目の作業を終えた私は、すぐ隣にある大好きなカフェ「古民家カフェ珈琲屋まめは」に行ってきましたよ♪
疲れたあとの珈琲は最高！！！
うっすらと色づき始めた紅葉を見ながら、珈琲タイムを楽しみました♪

以上、さくら子がお伝えしました♪