こんにちは、つくばスタイル特派員のかめです(゜∀゜)。
つくばは多くの研究所が集まっている国内最大級の「研究学園都市」ですが、
中でも見学者に圧倒的な人気を誇るのが、つくば市千現2-1-1にある
「宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センター」です。
ロケット広場には、それまでNASAの技術支援を受けていた日本が、
初めて国内の技術を結集して作りあげた「H-2ロケット」が50Mの巨体を
横たえています!日本の宇宙工学の誇りとも言うべきH-2ロケットです。
常設展示のスペースドームは予約なしで見学可能です。
平日は「宇宙飛行士コース」「宇宙ステーションコース」
土日祝日は「ロケットコース」のツアーを事前予約制で行っています。
詳しくはホームページにてご確認くださいね♪
スペースドームには所狭しとたくさんの人工衛星や探査機が並んでいますが、
やはり宇宙でホットなのは、有人実験施設「国際宇宙ステーション(ISS)」。
こちらにはそのレプリカと、日本の担当部分である「『きぼう』日本実験棟
(JEM)」の原寸大モデルがあり、中に入ることができます。ISSは40数回に
分けて部品を打ち上げ宇宙で組み立てました。きぼうは3回の輸送で組み立て
られましたが、ISSの中で最大の実験モジュールです。
なお筑波宇宙センターでは、3交代24時間体制できぼうの機器や実験装置の
監視を行い、その運用を支えています。
そのISSでの研究者たちの生活や実験を支える補給機(HTV)「こうのとり」の
試験モデル(音波や大気圏摩擦の衝撃に耐久できるかどうかの試験を行うもの)も
展示されています。こうのとりは、飛行士の食糧や衣類、実験に必要なものなど
最大6トンまで積みこんで無人でISSに10Mの位置まで接近します。そして、
ロボットアームでドッキングし、中身を今度は古い衣類や不用品・排泄物などに
積み替えて、大気圏に入り燃え尽きるという任務です。2016年までにあと6機
打ち上げる予定になっています。
そして、アイドルの小惑星探査機「MUSES-Cはやぶさ」もいましたよ(゜∀゜)。
7年にも及ぶ長旅を続け、奇跡的な復活とともに見事惑星イトカワのサンプルを
持って帰還した、世界中を熱狂させたあの夜の事はいまだに忘れません。
かめは、YouStreamに食いついて大気圏で燃え尽きる光を涙を流しながら
見てました。はやぶさが伝えてくれたメッセージは、宇宙工学史上、
伝説となるでしょう。
ISSは、世界15カ国(※)が参加しているプロジェクト。人類にとって初めての
「国境のない場所」と呼ばれ、国際協力と平和のシンボルとされています。
地球のよりよい未来の為に頑張ってくれている研究者(宇宙飛行士)の方々が、
夜空の向こうにいらっしゃると思うと、また夜空の見方も変わります。
ぜひ応援しましょうねヽ(´∀`*)ノ。
※アメリカ・日本・カナダ・イギリス・フランス・ドイツ・イタリア・
スイス・スペイン・オランダ・ベルギー・デンマーク・ノルウェー・
スウェーデン・ロシアの15カ国。
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さて、わたしのレポートは今日をもって任期終了となります。^o^)>
今まで読んでくれたみなさん、ありがとうございました!
みなさんもステキなTX沿線ライフを送ってくださいね!