こんにちは、のまどです。
先日は久しぶりに雨が降りましたね。
一気に涼しくなってしまい、体調には気をつけなければ…と思います。
さて、9月23日~10月2日に筑波実験植物園で行われていた
「絶滅危惧植物展」に行ってまいりました。
「4種に1種の植物が絶滅の危機に瀕する日本」というキャッチコピーにひきつけられたからです。
実際に会場に着いてもらった資料によると、
日本に自生する植物約7000種のうち、
約24%にあたる1690種類が絶滅危惧植物に指定されているそうです。
また、約7000種のうち、日本にのみ自生する植物(固有種)は
全体の約36%にあたる約2500種だそうです!
これらの植物も絶滅危惧植物となっていることを考えると、
近い将来、その植物は地球上のどこでも見ることが出来なくなってしまう、ということ……。
そこまで深刻な問題だったとは……とショックでした。
こちらのとても可憐な花は「タイワンホトトギス」という植物。
日本の西表島と、台湾にしか自生しないそうです!
こちらは「ワダツミノキ」。
奄美大島にしか自生しないそうです。
私は元ちとせさんの「ワダツミの木」という曲が大好きで、
ここでいう「ワダツミの木」とは、この「ワダツミノキ」だと思うのですが、
これも絶滅危惧植物だったのですね……。
園内の展示によると、植物の絶滅の原因の80%が人間の影響によるものだそうです。
「植物が絶滅するということは、私たち人間の生活も危ぶまれるということ」という言葉にははっとしました。
私たちの身近なパートナーとしての植物のことを、
もっと真剣に考えていく必要があるな、と感じました。
それではまた!のまどでした。