みなさまはじめまして。
「けしん」といいます。よろしくお願いします。
今回がつくばスタイルブログの初出稿です。
さて、みなさんはGTという言葉をご存じでしょうか?
そう、GTとは「ゴールデン田植え」のこと。
つまり、ゴールデンウィークに田植えをやること。
世の中の人が連休で遠出したり楽しんでるこの時期は毎年
せっせと田植えをする時期なのです。
私の実家でも4つ(合計2haくらい)の田んぼを持っているので、
田植えと稲刈りの時期は家族総出で取り組みます。
今年は2番目の弟が公務員試験のため、帰ってきませんでしたが、
その代わり私の大学時代の友達と、3番目の弟(あ、ちなみにうちは
男3人兄弟です)の友達も手伝いに来てくれたので、人手は十分でした。
例年4月の最後の土日で植えるのですが、今年は震災の影響で苗の
出荷が遅れ、5月の3、4日で植えました。
以下、田植えの記録です。
3~4月 田んぼの下地づくり
トラクターで田んぼを平らにならしたり、肥料を撒いたりして、
田植えの準備をします。
田植えは実際に植えるのは数日ですが、それまでに準備がいろいろあるのです。
4月29日、30日 しろかき(代かき)
代かきとは、苗を植えやすくするために、土と水をかきまぜて土をやわらかくする
作業のことで、トラクターの後ろにしろかきローターという機械をつけて行います。
(写真は撮らなかったので、どんな感じなのか気になる人は「しろかき」でググって
見てください)
5月2日 ごみ取り
田んぼの中にあるごみ(細かくなったワラの残骸など)を取り除き、
軽トラに積み、それを畑に撒いて肥料にします。
(そんなものが肥料になるのか?って感じですが)
5月3日 田植え1日目
あいにくの曇り空でしたが、晴れていると暑いし、日焼けもするので、
かえって曇りの方がちょうどいいです。
田植機(うちはクボタです)で大きい田んぼから順番に植えていきます。
田植機で植えられない四隅は手で植えます。(写真は弟です)
苗が入っていた箱を洗うのも容易ではなかったですが、最近は技術も発展し、
箱を入れれば自動で洗ってくれる苗場子洗浄機「洗ちゃん-楽ちん横送り-」
も登場したので大助かりです。
前から苗場子を入れると・・・
後ろからきれいになって出てくるんです!!
なんて画期的な新発明!作業効率が3倍に!?
5月4日 田植え2日目
昨日の雲はなくなり今日は快晴。
今日は「浮き根直し」。
田植機で植えていくと所々苗が植わっていないところがあるので、
そこを田んぼの中を歩きながら植えていくという作業です。
機械は便利ですが、やはり完璧ではないので、最後の仕上げは人の手で
行います。
これがまたしんどい・・・。田植機の調子が悪く、ほとんど植わっていない
列なんかあるともう!!って感じです。
ちなみにこんな感じです↓
これでようやく今年の田植えは終了です。
下準備も入れると結構な時間と手間がかかります。
稲刈りは9月頃ですが、それまで毎日田んぼを見回って、水の量を調整したり
しなければなりません。稲刈りは稲刈りでこれまた一苦労。米を作るというのは
大変ですが、手間をかけた分おいしいご飯が食べられるので、達成感はあると思います。
みなさんも是非機会があれば米作りに参加してはいかがでしょう。
田園都市ならではの「つくばスタイル」を満喫しましょう!
逆さ富士ならぬ逆さ筑波山↓
秋には稲刈りの様子もこのブログで紹介したいと思います。
最後に、、、
我が家の愛犬「トト」です。
田植えとはまったく関係ないですが(笑)
なんとなく紹介してみました。
ではまた/〝