こんにちは。けろりんです。
梅の花も咲き始め、春の訪れを感じたと思ったら
雪が降りそうなくらい寒くなったり、
気まぐれなお天気が続いていますね。
私は一昨年くらいから『冷え取り』に凝っています。
半身浴、靴下重ね履き・・・
これでかなり冷え性はなおり
風邪も昔よりひきにくくなりました。
でも気になるのが太ももとお尻の寒さ・・・・
たぶん溜まった脂肪のせいでしょうか (笑)
そこで知り合いの方からお尻を寒さから守ってくれる
腰布団なるものがあるということで
『はんてん屋』さんにお邪魔してきました。
お店は99年の冬にはじめられ10年たつそうです。
東新井のアパートの一室を大家さんの好意で改造し
1階をお店、2階ではんてん作りの教室をされています。
お店を始められたきっかけはお婆さまがお針子さんをされていて、
仕事を引退することが決まったときに
お母様が今はんてんの作り方を教わっておかないと
その技を伝えることができなくなってしまう
という気持ちがあったそうです。
またお婆さまの引退記念にこれまで作られたはんてんを
ギャラリーで展示会をされたそうです。
その展示会に来られた方々が
「懐かしい!うちにはんてんがあったわ」
「祖母が亡くなってからうちで作る人がいなくなってしまって・・・」
「はんてんの作り方を教わりたい!」
との声や要望が多く
教室を開くことからはじめられたそうです。
はんてんは昔暖房が十分になかった頃に
寒さを防ぐために必要不可欠なものでした。
夏の暑い時期に女性たちは家族のために、
はんてんを作っていたそうです。
お店に実際子供の頃お店の方が着られていた、
子供サイズの着物をほどいて作られた花柄のはんてんがありましたが
いろんな思い出がつまっている感じがしました。
小さい頃わたしも母が縫ったちゃんちゃんこを着ていました。
手作りのものは愛情がこもっている感じがしますよね。
寒いときにぱっと羽織れば暖かいはんてんは
これからのエコライフ、スローな生活にも
欠かせない必須アイテムですね!とお店の方と盛り上がりました。
お店の中にはすでに商品になっているもの
会津木綿など生地を選んで仕立ててもらう方法と
自分で好きな布を持っていって仕立ててもらう方法があるそうです。
お邪魔した日も着なくなった着物を
ほどいて持ってきている方がおられました。
いろいろみていて気になったのは万能布団。
長方形の綿入りの布にボタンがついていて
腰巻にも、マーガレットにもなるというもの。
結局布を選ぶのに迷ってしまい
背負いまわた(シルク)というものと
(服の間に真綿を入れるだけでとっても暖か!肌触りも気持ちいい♪)
着物の布で作られたカエルのストラップを目ざとく発見し
カエルコレクションに追加しました。
これからことしの冬に向けてはんてん作りに取り組む
生徒さんが増えているそうです。
友人も始めようかなと言っていました。